名古屋でマリッジリングに選ばれている人気の宝石と、素材についてリサーチしました。
ダイヤモンド・サファイア・プラチナ・ゴールドなどの特徴や、オーダーメイドの利用率についても要チェック!
2013年度のデータによると、結婚指輪の素材として最も多く選ばれたのは夫・妻ともにプラチナ(夫81%・妻79%)。
次いで、ゴールドとなっています(ホワイト・ピンクゴールド含む)。
結婚指輪の定番といえばプラチナですが、若い世代を中心にゴールドも人気を集めてきているようです。
では、素材によってどのような違いがあるのでしょうか?その特徴を以下にまとめました。
■プラチナ
耐久性・純度・加工性など、トータルで優れた金属。生産量が少なく、その量はゴールドの1/30と稀少性が高いのが特徴です。
純度の高いものから「Pt1000」「Pt950」「Pt900」「Pt850」と分かれており、変質・変色する心配がないのがメリット。
白い輝きはいつまでも失われず、ダイヤモンドとの相性もバツグンです。耐久性も高いため、
普段から身につけておくジュエリーとしては最適な素材と言えるでしょう。
■ゴールド
・イエローゴールド:古くから人の心を魅了し続けてきた金属。選ぶなら、耐久性の高い18Kが◎。
硬くて変形しにくいのが特徴ですが、デザインによっては壊れやすくなるため注意が必要です。
・ホワイトゴールド:金に白い金属(銀・パラジウムなど)を混ぜて作りだしたもの。
プラチナより安価で加工性が良く、デザインの種類が豊富に揃います。
指輪などでは表面をコーティング加工されているものが多く、時間が経過すると剥がれてくることも。
・ピンクゴールド:金に銀や銅を加えて加工した、やや赤みのある金属。
日本人の肌へのなじみが良く、とくに若い女性からの支持が高め。
男性と同じデザインで、色を変えて製作することも多いようです。
結婚指輪につける宝石で最も多いのは、ダイヤモンドが75%。サファイアが7%、ルビーも少数派ではありますが人気を集めています。
それぞれの宝石の特徴をまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
■ダイヤモンド
ダイヤモンドとは、長い時間をかけて結晶化した地球上で最も硬い鉱石。
婚約指輪・結婚指輪ともに最も多く使われている、永遠の愛を象徴する宝石です。
一生に一度の思い出となる結婚指輪に選ばれるのは、やはり品質の高いもの。
とっておきを1粒あしらったり、小さなダイヤをリング周りにぐるりとあしらうなど、そのデザインも多様です。
使っているうちにダイヤが「取れてしまうのでは?」と心配する方も多いですが、
結婚指輪に関しては着けっ放しでもOKなようにしっかり加工されています。
■サファイア
サムシングフォーの1アイテム、サムシングブルーとして人気の高いサファイア。
サムシングブルーとは、「結婚式のときに青いものを身につけると幸せになれる」という西洋のおまじないです。
サファイアはダイヤモンドに次ぐ硬度を持ち、石言葉は「誠実・慈愛・貞操」。
揺るぎない心・絆を象徴するものとして、結婚指輪としても好まれています。
指輪の裏にシークレットストーンとして埋め込むのも人気です。
■ルビー
カラーストーンの中でも根強い人気を持つルビー。
情熱的な赤色が印象的で、華やかな印象を与えます。石言葉は、情熱・純愛など。
ルビーは産地によって色調が異なり、最も濃い赤色はピジョン・ブラッドと呼ばれます。
その他にも、淡い色調のチェリーピンクなどがあり、好みによってチョイスすることが可能です。
結婚指輪の種類で多く選ばれているのは、54%で既製品。続いてセミオーダーが31%、フルオーダーが15%となっています。
結婚指輪には実に多くのブランドとデザインがあり、イメージや好みにぴったりのものを既製品から選ぶことも難しくはありません。
しかし、せっかくの指輪なのだから、自分たちの個性を活かしたいと思う方も多いもの。そんな方に支持されるのがオーダー品です。
セミオーダーとは、既存のリング枠に好みの宝石を組み合わせて作るもの。
1からデザインを起こすフルオーダーに比べて時間・予算も少なくて済みますし、
気軽にオーダーメイド感を楽しめるのがメリットです。
フルオーダーは、自分たちの意見をとことん反映させることのできる、最も自由度の高いもの。
こだわりを持つ2人におすすめです。