指輪を着けていても、あまりはっきり把握していないサイズに関する知識。まずは、指輪に使われているサイズや平均について押さえておきましょう。
指輪のサイズとして使われているのは「号」という単位です。これは指の太さとリングの大きさを対応させて作られており、具体的には以下のようになっています。
指の周り(mm) | リングの内径(mm) | |
---|---|---|
5号 | 45 | 14.3 |
6号 | 46.1 | 14.7 |
7号 | 47.1 | 15 |
8号 | 48.2 | 15.3 |
9号 | 49.2 | 15.7 |
10号 | 50.3 | 16 |
11号 | 51.3 | 16.3 |
12号 | 52.3 | 16.7 |
13号 | 53.4 | 17 |
14号 | 54.5 | 17.3 |
15号 | 55.5 | 17.7 |
16号 | 56.5 | 18 |
17号 | 57.6 | 18.33 |
18号 | 58.6 | 18.66 |
大体この数値を基準にして結婚指輪のサイズを測ることになります。
また、注意しておきたいのは各モデル・デザインによってサイズ感が変わってくる点。ファッションリングなどは細めに作ってあることもあり、その感覚で作るとブカブカになってしまうことがあります。他にも特殊なデザインを基準にして同じサイズの結婚指輪を作ったとしても、デザインの差によってサイズが合わない可能性もあります。
結婚指輪を作る際は、きちんとサイズを測ってから選びましょう。
結婚指輪を作るときに知っておくと便利なのが、指輪の平均サイズです。このサイズを知っておけば指輪を作るとき、その平均を元にして自分のサイズを調べられます。
女性の場合、サイズは8~10号が平均と言われています。これに対して男性は13~18号が平均と言われており、このサイズをまずは把握しておきましょう。女性ならば内径で計算すると約3ミリ、男性ならば約5ミリも差が出てくるので、しっかり測っておかないと作り直しになってしまいます。
実際にサイズを測った際、ショップによってはそのサイズの指輪を扱っていない場合があります。指が極端に細すぎる、節・指自体が太い場合は平均値から外れることは多々あるので、事前にショップに連絡しておくほうがいいでしょう。
もしサイズが無い場合でも、自分の指にあうサイズに近いもので作り直しとなります。また、ブランドによっては0.5や0.25など刻んだサイズを用意してくれている場合もあるので、そうした商品を扱っているお店に相談するのも1つの手段です。
それでもサイズが合わない場合は、デザインや指輪が限定されることもあります。
指輪のサイズはショップでなくても、自分で測ることができます。ここでは、指輪のサイズの測り方やコツについて紹介していきましょう。
指輪のサイズを測る方法としては、次の2通りが考えられます。
まず1つ目が、自分が持っているリングを元に計算する方法です。自分の使っているリングの直経を計り、それを元にどの「号」になるのかサイズ表を見ながら把握します。自分の使っているリングで簡単に計測できるので、結婚指輪を作る前に一度測ってみるといいでしょう。
しかし、注意しておきたいのが計測する指輪の形状です。細すぎたりデザインが凝っている場合は、結婚指輪だとサイズにずれが生じる可能性があります。あまり変わったデザインのものは避けておきましょう。
2つ目の測り方は糸などを指に巻き付けて計測する方法です。測り方としては、指の太い部分か第二関節部分辺りに糸を緩すぎず・きつすぎずで自然体で巻き付けます。糸を一周させたところで印をつけ、スタート地点と印を付けた間を計れば指の大きさがわかります。
それをサイズ表で照らし合し、何号になるのか確認しましょう。
この方法ならばリングのデザインに左右されませんし、糸など指の大きさを測れるものがあれば簡単に確認できます。
指輪のサイズを測るときは、できれば朝・夕の2回計測をおすすめします。靴を買うときも足のむくみでサイズが変わってしまうのと同じで、指輪に関しても時間帯によって大きさが変わってしまいます。
また、妊娠や健康状態によってもサイズが変わってくるので、正確に指のサイズを知りたい場合についても2回計測しておきましょう。
結婚指輪を購入する際、しっかりと見定めたいサイズの問題。しかし、どれだけサイズを測っても、結局は大きめ・小さめのどちらがいいのかわからないものです。そこで、ここでは後悔しない結婚指輪の選び方について紹介していきましょう。
女性は妊娠やむくみによって体型が変わりやすいという特徴があります。それを見越して結婚指輪を少し大きめに作る人がいるようですが、結局はピッタリサイズのほうが良かったという声があります。
ブカブカだと常に指輪が抜けそうになってしまい、無くしてしまう人もいるようです。
結婚指輪を購入する際、サイズ直しを前提に選ぶのもポイントです。女性はどうしても年齢や気候により体型が変わりやすいため、サイズ直しやクリーニングなどのアフターサービスのあるお店を選ぶものいいでしょう。
また、サイズ直しを前提とする際はデザインと素材についても把握しておく必要があります。デザインが複雑すぎるとサイズ直し自体受け付けてくれない場合があります。
また、指輪の素材もゴールドやシルバー、プラチナはサイズ直しができますがピンクゴールド・ホワイトゴールドなどはサイズ直しできないことが大半です。サイズ直しを前提にする際は、これらの点について注意しておきましょう。
どうしてもセミオーダー・既製品で自分に合う結婚指輪がないときは、オーダーメイドやハンドメイドで指輪を作るのもいいでしょう。オーダーメイドはデザインだけでなくサイズに関しても完全対応してくれるので、もしサイズが無い場合は検討してみるといいでしょう。
オーダーメイドが価格的に難しい場合は、ハンドメイドを検討してみるのもいいでしょう。
名古屋でも手軽かつ価格を抑えながら結婚指輪を作れるサービスを提供している店舗があり、サイズに関してもある程度相談に乗ってくれる可能性があります。大事なパートナーとの思いで作りを兼ねて、ハンドメイドの指輪を作ってみるのはいかがでしょうか。
結婚指輪は一生身に着けるものであり、ブカブカだと安心して着けることもできません。指になじむ指輪を作るためにも、事前にしっかりとサイズは測っておきましょう。サイズがわかってくると、自然と自分に合う指輪も見えてくるかもしれませんよ。